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「歯周病と診断されたけど、どんな治療をするの?」「どのくらいの期間・費用がかかるの?」歯周病の治療は段階があり、進行度に応じて治療法が変わります。本記事では、歯周病の治療の流れ・各治療の内容・費用・治療後のケアについて歯科医師が詳しく解説します。
歯周病治療の基本的な流れ
- Step 1: 検査・診断(歯周ポケット測定・レントゲン・細菌検査)
- Step 2: 初期治療(ブラッシング指導・スケーリング)
- Step 3: 再評価(治療効果の確認)
- Step 4: 追加治療(重度の場合:外科治療)
- Step 5: メンテナンス(サポーティブペリオドンタルセラピー:SPT)
歯周病の進行度別治療法
軽度〜中等度の歯周病(歯周ポケット3〜5mm)
ブラッシング指導(TBI)
歯周病治療の基本は、毎日の適切な口腔ケアです。歯科衛生士による歯磨き指導(TBI: Tooth Brushing Instruction)で、自分の口の状態に合った磨き方・使う器具・頻度を学びます。
スケーリング(歯石除去)
超音波スケーラー・手用スケーラーを使って歯面の歯石・バイオフィルムを除去します。保険適用(3割負担で1,000〜3,000円程度)。数回に分けて全顎を処置します。
中等度〜重度の歯周病(歯周ポケット5mm以上)
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
歯周ポケットの深い部分(歯根部)の歯石を除去し、歯根面をなめらかにして細菌の再付着を防ぐ処置です。局所麻酔を使用することが多く、保険適用となります。
抗菌薬(局所・全身)の投与
重度の歯周病では、抗菌薬(局所投与:ジスロマック・全身投与など)を組み合わせることがあります。
重度の歯周病(歯周ポケット6mm以上・骨吸収が著しい)
フラップ手術(歯周ポケット掻爬術)
歯ぐきを切開して歯根を直視下で清掃する外科的処置です。深いポケット内の歯石・感染組織を徹底的に除去します。保険適用。
歯周組織再生療法(GTR・エムドゲイン)
失われた歯周組織(歯槽骨・歯根膜)を再生させる治療法です。GTR法(メンブレンを使って骨再生を誘導)・エムドゲイン(タンパク質製剤で歯周組織再生を促進)などがあります。適応ケースが限られますが、保険または自費で行われます。
治療にかかる期間と費用
- 初期治療:2〜3ヶ月・費用(3割負担)5,000〜2万円程度
- 外科治療が必要な場合:さらに数ヶ月追加・費用は部位数・術式による
- メンテナンス(SPT):3〜6ヶ月ごとに継続・1回2,000〜5,000円程度
歯周病治療の重要なポイント
歯周病の治療において、プロの治療と同じくらい重要なのが「患者自身のセルフケア」です。いくら歯科で歯石を取っても、毎日の歯磨きが不十分では再発します。治療中・治療後も継続的な口腔ケアと定期メンテナンスが歯周病の再発予防のカギです。
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監修・執筆:中田雅昭(歯科医師)/東京都町田市・鶴川の歯科医院副院長。歯学部卒業後、一般歯科・矯正歯科・予防歯科を専門に10年以上の臨床経験を持つ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個人差があります。詳しくは歯科医院でご相談ください。

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