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「歯のクリーニング(PMTC)って何をするの?」「ホワイトニングと違うの?」「どのくらいの頻度で受けるといい?」PMTCについて疑問をお持ちの方に向けて、歯科医師が詳しく解説します。
PMTCとは
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning:プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)とは、歯科医師・歯科衛生士が専用の機器と研磨剤を使って、歯の全面を徹底的にクリーニングするプロによる歯面清掃のことです。セルフケア(歯磨き)では取り切れない歯垢・歯石・着色(ステイン)を除去します。
PMTCで行うこと
- スケーリング:超音波スケーラーで歯石を除去
- ペーストとフロス・ブラシを使ったクリーニング:歯と歯の間・歯ぐきの境目まで丁寧に清掃
- 専用研磨ペーストを使ったポリッシング(研磨):歯面を滑らかにしてコーヒー・紅茶・タバコなどの着色を除去
- フッ素塗布:クリーニング後にフッ素を塗布して歯を強化(希望者・小児に多い)
PMTCの効果
- 虫歯・歯周病の予防:プラーク・バイオフィルムを除去することで細菌の繁殖を抑える
- 歯の表面の着色(ステイン)除去:コーヒー・紅茶・赤ワイン・タバコによる黄ばみを改善
- 口臭の改善:細菌の繁殖が抑えられることで口臭が改善される傾向がある
- 歯面が滑らかになる:汚れが付きにくい状態になる
- 口腔ケアのモチベーション向上:クリーニング後のツルツル感が継続のモチベーションになる
PMTCとホワイトニングの違い
- PMTC:表面の着色を除去。歯本来の色に戻す。ホワイトニング剤は使わない
- ホワイトニング:漂白剤(過酸化物)で歯の内部の色素を分解して白くする。PMTCより白くなる
「着色(ステイン)が気になる」程度ならPMTCで改善できることが多いですが、「元々の歯の色より白くしたい」ならホワイトニングが必要です。
PMTCの費用
- 保険適用のクリーニング(スケーリング):歯周病治療として3割負担で1,000〜3,000円程度
- 自費のPMTC(フルクリーニング):5,000〜1万5,000円程度(院内技術・時間・使用器材による)
PMTCの推奨頻度
プラークは約24時間でバイオフィルム化し始め、石灰化(歯石化)が始まります。一般的には3〜6ヶ月に1回が推奨されていますが、歯周病のリスクが高い方・矯正中の方・インプラントを持つ方は3ヶ月ごとが理想的です。
PMTCと定期検診を組み合わせる
多くの歯科医院では、定期検診とPMTCをセットで実施しています。検診で虫歯・歯周病の早期発見を行いながら、同時に歯のクリーニングを受けることで、一度の来院で予防効果を最大化できます。「歯医者は痛くなってから行く場所」ではなく、「健康を維持するために定期的に通う場所」として活用することをおすすめします。
監修・執筆:中田雅昭(歯科医師)/東京都町田市・鶴川の歯科医院副院長。歯学部卒業後、一般歯科・矯正歯科・予防歯科を専門に10年以上の臨床経験を持つ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個人差があります。詳しくは歯科医院でご相談ください。

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