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「ホワイトニングでどのくらい白くなるの?」「目指す色はどうやって決めるの?」ホワイトニングを検討する際に気になる「色の選び方」について歯科医師が詳しく解説します。
歯の色(シェード)の基準とは
歯科では「シェードガイド(色見本)」を使って歯の色を客観的に評価します。最も一般的なシェードガイドは「VITA Classicシェードガイド」で、A1〜A4(赤褐色系)・B1〜B4(黄赤色系)・C1〜C4(灰色系)・D2〜D4(赤灰色系)の16色で構成されています。
最も白いシェードはB1で、日本人の平均的な歯の色はA2〜A3程度と言われています。ホワイトニングで目指す「芸能人の白さ」と言われる色は、B1またはそれより白い「0M1・OM2・OM3」などの特殊シェードに相当します。
ホワイトニングでどのくらい白くなる?
オフィスホワイトニング(クリニックで行うもの)
高濃度の過酸化水素(25〜35%)を使用し、光照射と組み合わせて行います。1回の施術で2〜4シェード程度白くなることが多い傾向があります(個人差があります)。
ホームホワイトニング(自宅で行うもの)
低〜中濃度の過酸化尿素(10〜22%)を使ったマウスピースタイプです。2〜4週間継続することで3〜6シェード程度白くなることが多いと言われています(個人差があります)。徐々に白くなるため、より自然な仕上がりになりやすい傾向があります。
デュアルホワイトニング(オフィス+ホーム)
両者を組み合わせることで、最大限の効果が期待できます。まずオフィスホワイトニングで白くしてからホームでキープ・追加漂白する方法です。
理想の白さを選ぶポイント
目の白目の色を参考にする
自然に見える歯の白さの目安として「自分の白目(強膜)の色」が参考になります。白目より白い歯は「人工的・不自然」に見えることがあります。一方、白目と同程度の白さであれば、清潔感があり自然に見える場合が多いとされています。
肌の色・髪の色に合わせる
歯の白さは顔全体のバランスに影響します。イエローベースの肌色の方には温かみのある白(A1〜B1系)が似合いやすく、ブルーベースの肌色の方には冷たさのある白(OM1系など)が似合いやすいという考え方もあります。
現実的なゴールを設定する
ホワイトニングの効果は歯の元の色・厚み・ホワイトニング剤への反応性によって個人差があります。初回のカウンセリング時に現在のシェードを確認し、どのくらいの変化が見込めるか歯科医師に相談してから治療を開始することをおすすめします。
セラミック・詰め物の色選び(補綴治療の場合)
セラミッククラウン・ラミネートベニアなどの補綴治療で歯の色を選ぶ場合は、以下を考慮します。
- 隣接する天然歯の色に合わせる(1本だけ白すぎると浮いて見える)
- ホワイトニングをする予定がある場合、先にホワイトニングを行ってから色を決める(後からセラミックの色を変えることは難しい)
- 試適(テンポラリークラウン)で仮の状態を確認してから本装着する
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監修・執筆:中田雅昭(歯科医師)/東京都町田市・鶴川の歯科医院副院長。歯学部卒業後、一般歯科・矯正歯科・予防歯科を専門に10年以上の臨床経験を持つ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個人差があります。詳しくは歯科医院でご相談ください。

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