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「歯に白い斑点がある」「矯正後に白い点が増えた」「フッ素の塗り過ぎで白くなった?」などの疑問をお持ちの方に向けて、歯の白い斑点(ホワイトスポット)の原因・種類・治療法について歯科医師が解説します。
歯の白い斑点(ホワイトスポット)とは
歯の表面に見られる白濁した斑点・シミを「ホワイトスポット」と呼びます。不透明な白色で、周囲のエナメル質より白っぽく見えます。見た目が気になる方も多く、審美歯科で相談が多い症状の一つです。
ホワイトスポットの原因と種類
1. 脱灰(初期虫歯)
最も多い原因の一つです。歯垢(プラーク)中の細菌が産生する酸によって、エナメル質の表面のカルシウムが溶け出した状態(脱灰)です。この段階ではまだ虫歯の穴は開いていませんが、フッ素塗布・正しいブラッシングで再石灰化(歯が修復される)できる可能性があります。矯正治療後に装置周囲に多く見られます。
2. フッ素症(斑状歯)
歯が形成される幼児期(6〜8歳まで)に過剰なフッ素を摂取した場合に起こる症状です。軽度では歯の表面に白い筋・点が現れ、重度では茶色の斑点・歯がもろくなることもあります。日本の水道水のフッ素濃度は低く、フッ素症が起こりにくい環境ですが、フッ素入り歯磨き粉の過剰摂取には注意が必要です。
3. エナメル質形成不全
歯が形成される時期(母親の妊娠中・乳幼児期)に、発熱や栄養不足・特定の薬剤の影響でエナメル質が正常に形成されなかった場合に起こります。白・黄・茶色のまだら状の変色、エナメル質が薄い・欠けやすいといった特徴があります。
4. 歯の石灰化(過石灰化)
歯の一部が過剰に石灰化することで、局所的に白い不透明な斑点が生じることがあります。
ホワイトスポットの治療法
フッ素塗布・再石灰化治療
脱灰(初期虫歯)によるホワイトスポットは、フッ素塗布と口腔ケアの改善で再石灰化(修復)できる可能性があります。矯正装置を外した直後の白い斑点は、多くの場合半年〜1年で目立たなくなることがあります。
ICON(アイコン)治療
ICONとは、特殊な樹脂浸透材料を使って白い斑点部分に染み込ませ、目立たなくする歯科治療です。歯を削らず、麻酔なしで行えるのが特徴です。初期虫歯・フッ素症・エナメル質形成不全によるホワイトスポットに有効とされています。自費診療で1歯1万〜3万円程度が多い傾向があります。
マイクロアブレージョン
低濃度の酸と研磨剤を使って歯の表面のごく薄い層を削り取る方法です。表面の浅いホワイトスポットに有効ですが、ある程度歯を削るため不可逆的な処置です。
ホワイトニング
全体的に歯を白くすることで、白い斑点を目立たなくする方法です。ただし斑点部分だけを選択的に白くすることはできません。また、ホワイトニング後に一時的に斑点が目立ちやすくなることもあります。
ラミネートベニア・コンポジットレジン
広範囲の変色やエナメル質形成不全が重度の場合は、歯の表面を薄く削ってセラミックシェル(ラミネートベニア)や樹脂(コンポジットレジン)で覆う方法が選択されることがあります。
ホワイトスポットの予防
- 矯正治療中はブラケット周囲を特に丁寧に磨く
- 矯正用の電動歯ブラシ・フロス・洗口液を活用する
- フッ素入り歯磨き粉を適切な量で使用する
- 定期的な歯科検診でプロのクリーニングを受ける
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監修・執筆:中田雅昭(歯科医師)/東京都町田市・鶴川の歯科医院副院長。歯学部卒業後、一般歯科・矯正歯科・予防歯科を専門に10年以上の臨床経験を持つ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個人差があります。詳しくは歯科医院でご相談ください。

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